ネット上では浪人するうえでの予備校選びでは、理系なら駿台、文系なら河合塾といった話をよく耳にしますが、私自身、その情報を信じて、理工学部志望でしたが駿台予備校に浪人中、通っていました。
駿台予備校の理系浪人コースには大きく分けて、二つあります。
SAクラスとSBクラスです。
その他にSSとかもありますが、設置している校舎は少数なので、飛ばします。
SAが上クラス、SBが下クラスと思っていただければいいと思います。
多くの場合、SAの中にスーパー東大、東工大、早慶、難関国公立 コースが含まれていたと思います。
SBにはそのほかの理系コースが含まれています。
私はスーパー東大・東工大コースに在籍していましたが、早慶コースの人と同じ授業を受けることが多かったです。
特に数学や物理化学はほとんど同じであったため、それらのコースの人の参考にもなると思います。
では、教科別の話をしていこうと思います。
以下の文章は私が在籍していた時の話であるため、詳細は駿台の校舎に直接お問い合わせをしてみてください。
教科別の感想
英語
まず、授業前に予習をしてくる必要があります。
その予習が終わっている前提で、授業が進んでいきます。
よって、予習は必須です。
分量としてはそこまで多いことはありません。大体500文字の長文ひとつぐらいだったり、30分以内に終わる文法問題だったり、難易度は高くても、予習で首が回らない状況に陥る人は少なかったのではないかと思います。
授業によっては文系の同じレベルのクラスと同じものを受けることがあります。
なので、分離融合の英長文が出題されていて、文学的なものであるときは私はとても苦戦しました。
難易度としてはG-MARCH~早慶ぐらいの問題が多く集まっているような印象を受けました。
数学
数学はⅠAⅡBの授業とⅢの授業が別々になっていて、講師も異なりました。
難易度はとても高いように感じました。
具体的には東大の過去問や医学部医学科の過去問が多く掲載されていて、実際に東大に受かることのできる人でも、退屈のしない問題となっていたのではないかと思います。
予習は大体50分授業ひとつにつき1時間必要といった感じでした。
難易度が高いうえに、すべて記述式であったため、数学に咲かなくてはいけない時間はかなり多い野茂だったと思います。
物理
物理は、正直言ってレベルが低いように感じました。
『これが解けたところで、G-MARCHレベルじゃね?』といった問題も多く、これだけで早慶以上に合格することは難しいように思いました。
一応、私は授業以外に問題集を利用していました。
その問題集と、授業でちょうどいいといった感じでした。
一応私が利用した参考書は下に乗せておきます。
化学
私が受けた授業は二つともプリントをベースで使う講師でした。
プリントは講師の自作で、二人の差が歴然としていたように感じました。
片方の講師は比較的有名で本も多く出版している方であるため、プリントの図や授業自体もとても分かりやすく、そのおかげで私は化学が、偏差値70を超えることができました。(ベネッセ駿台記述模試)
しかし、もう一つの講師はプリントはすべて手書きで見にくく、その上、授業も滑舌が悪いせいで聞き取りずらく私にとっては最悪でした。
授業を受ける生徒も後半になると半分近くになり、多くは自習室にこもるようになってしまいました。
まとめ
いかがでしたか?
浪人するうえで、予備校選びは大切であるため、気を付けて選ぶことをお勧めします。