はじめに
浪人生は宅浪か予備校に通うかというのが大きな二択となり、悩む方も多いかもしれません。
そこで、昨年、宅浪と予備校の両方を経験した私がどちらにするべきか話していこうと思います。
というのも、一応私がどのように二つを経験したのかというのを解説すると、3月~7月までは私は宅浪していました。
今年は、あるウィルスのせいで、予備校が休校となってしまい、なかなか授業が始まらずかなりの期間、予備校業界は混乱していました。
このことから、予備校自体のスケジュールが完成するまでは通わず、家で勉強しようと決めました。
ということで、宅浪のメリット、デメリット、予備校のメリット、デメリットを解説していこうと思います。
宅浪
メリット
宅浪のメリットはすべての勉強が自分のペースで進められるところです。
これは、実はおおきくて、自学自習のほとんどは参考書や問題集の演習となりますが、人それぞれ、得意分野不得意分野が存在しますが、予備校ではすべて同じペースで進められてしまいます。
そんな中、宅浪では自分のペースを維持できる。つまり、得意な分野は早く応用に、不得意分野は基礎からじっくりと学習することができます。
上記のような時間は学習していく中で一番大事な部分だと私は考えています。
浪人した時点で、どこかしらの分野の基礎が足りていない可能性が高いです。
これらを補うために宅浪を選ぶとよい面もあると思います。
デメリット
ズバリ、生活リズム、勉強時間が狂う可能性があります。
宅浪は基本的には一人です。
そんな環境の中で、黙々と頑張らなくてはなりません。
しかし、たいていの浪人生はこれがとても難しく感じるようで、私自身、高校の先生に「予備校にはいくべきだと思う。」といわれました。
もちろん強制するような口調ではなく、あくまで助言といった感じでしたので、悪い気分になるようなことはありませんでした。
このように、多くの学生を見てきた高校の先生が言うのですから、そうなる可能性は高いのでしょう。
予備校
メリット
プロが作ったカリキュラムで学習できるところが一番大きいのではないかと思います。
私が通っていた駿台予備校ではテキストからプリントまで講師が作っていたので、とても安定した学習ができたと思っています。
そして、授業が始まる時間は8時40分と朝早くになっているので、生活リズムが崩れることはありませんでした。
浪人生はクラスメイトが少ないため、孤独に自分で情報を得る必要がある中、予備校にいると時間を強制されるおかげで、自然にリズムが作れるうえに講師から多くの情報を得ることができます。
そして、もう一つ素晴らしいことが、面談です。
これは実施している校舎と実施していない校舎が存在するのかもしれませんが、面談をすることで安心するといった感想を持つ方は多かったのではないでしょうか。
これらは、おそらく予備校に通わないと得られないものでしょう。
デメリット
一番のデメリットは講師が合わない可能性があることでしょう。
予備校にもよると思いますが、基本的には講師を変更することはできなくなっていると思います。
しかし、どんな大手予備校でも、口座数を多くとる限り、合わない子牛にも出会ってしまいます。
このようなことに直面したときに、選択肢は二つあります。
一つは授業を切る。
これは授業に行かないことです。そして、この時間は自習をしていればいいというように考えればロスは少ないと考える人もいますが、少なくとも、お金を払って予備校にきているのに、なぜ、授業に出ないほうが時間的に得をするような環境になってしまうのか、疑問に思う方もいるでしょう。少なくとも私は思います。
二つ目は嫌でも受ける。
これをしておくと精神的には安定するかもしれません。
授業に出るだけでもある程度情報を得ることはできます。
時間効率は悪くても、罪悪感は抱かずに入れるいい方法かもしれませんね。
まとめ
いかがでしたか?
大学受験のためにもう一年かけて頑張ると決めた人は自分で決めて頑張りましょう。