今回は浪人した私が浪人中に利用した数学の参考書とそのレベル感や使用方法、時期 について話していこうと思います。
今回紹介する参考書↓↓
数学Ⅲ チャート式
チャート式を知らずに早稲田大学理工学部を受けようという人はなかなかいないと思うので問題集の説明は飛ばします。
使い方
使い方としては、パターンの暗記に利用します。
チャート式をしっかりやりこめば、大学入試の数学ではパターン問題で困ることはないでしょう。
まず、基礎と呼ばれるパターンを暗記することはとても大事なので、ここをしっかりやっていきましょう。これをやり切ってパターンをある程度つかみきるのに3か月ぐらいかかりますが、これをやらずに難問に手を出すことは絶対やってはいけないことだと思っておいてください。
大学への数学
大学への数学は多くの難関大を志望する人が手を付ける問題集といっていいでしょう。
この問題集はかなりの歴史があり、多くの生徒に愛されてきました。特に、理系の受験生には説明が分かりやすいのか、私だけではなく、私の周りの難関大に合格した人も多く利用していました。
使い方
こちらは、テストのような解き方をしましょう。
というのも、分からない問題に時間をかけすぎるのではなく、時間を決めて、その時間内に、なるべく点数を取ることに集中します。 これはパターンを暗記するというよりは一発の強さを鍛えるものとなっているため、チャート式と同じ使い方をしてしまうと失敗する可能性が高いと思うので、利用する方はしっかりとそれを心にとどめてから、手を付けるようにしましょう。
ちなみに、やり切るには2か月半ぐらいで行けるのではないかと思います。
理系数学入試の核心 標準編
理系数学入試の核心は、多くの難関大受験者に愛されている問題集でしょう。
私はこの標準編は現役の時に手を出して、1周したのですが、しっかりと理解しきることはできなかったため、浪人してから、チャート式と同時並行でやっていました。
問題構成としては一つの問題に制限時間と難易度が書いており、それに合わせてテストのように問題演習を行うといった感じになっています。
使い方
私は3月4月のパターン学習をしているときにテストの勘が鈍らないようにするためにこの問題集を時間を計ってやっていました。 早慶以上を目指すなら、これを直前にやるのは少し遅いのではないかと思うのが私の正直な感想です。
難易度も書いてあるため、しっかりと、部分点を取りに行く学習方法がいいでしょう。
理系数学入試の核心 難関大編
これは、上記で解説した標準編の応用バージョンと思っていただければいいでしょう。
はっきり言って難易度は高いです。東京一工、旧帝大の難問、早慶の難問 がまとめられているような問題集です。
時間と難易度が書かれているところは上記の標準編と同じです。
使い方
こちらは直前の11月12月1月にやることをお勧めします。
それより前にやっても、手も足も出なくなる可能性が高いです。
時間を絶対に計って、必ず、部分点や記述も意識して問題を解くことを強くお勧めします。
まとめ
いかがでしたか?
もちろん、これらをやれば必ず受かるわけではありませんが、やり切れば必ず学力は上がるはずです。
あきらめずに頑張ってください。
ちなみに、浪人を決めた人シリーズの記事は他にもあるので読んでみてください。
下にリンクを載せておきます。